いま、恋愛に悩むビアンさんのために書きます。私の葛藤が、何かあなたのためになってくれたなら。
あれから、
ケイさんから長いメールをもらいました。
私はまーさんが今まで見ないようにしてきた嫌な部分についても、ちゃんと表に出して話をしたいのです。過去は過去で、今は私と相対しているのだから、今のパートナーである私と一緒に考えてみて、合わないのだったらその時に譲り合いや妥協点を見つけたら良いと思っています。
私がこの歳で、遠距離になることが見えていた状況で、まーさんと向き合おうと決めたことは、ある意味腹をくくるというか、成し遂げるぞという強い気持ちがあり、簡単に諦めたり私からは投げ出さないぞというものが前提にあります。
そして、ケイさんが昔から好きだったいうスウェーデン人歌手のとある曲を教えてくれました。
Sophie Zelmani 『Precious Burden』
http://vimclip.jp/sophiezelmani-preciousburden/
‘私たちが与え合った愛は
私たちが築き上げてきた愛だった
その年月は私たちの人生になった’
私からの返信、
ケイさんが教えてくれたソフィーの曲が、私の中でストンときました。ケイさんが持って生まれた宇宙(哲学)が見えて、その宇宙が私にどれほどのものを見せてくれているのかを知ったとき、私は圧倒されました。
びびるな!私を誰だと思ってるの!どれほどの覚悟があると思ってるの!そんなことくらいじゃ壊れないから向かってきなさい!
私に聞こえてきたのはこういう檄です。そして一番言われたかった愛の言葉です。
私は素直にケイさんとの人生に入っていこうと思います。怖いことはないなって、思えてきたから。一緒に。いこう。
長い長いメールには、ケイさんの愛情があふれていました。メソメソしている私を認め、先を歩きつつもそこで待っていてくれる。ケイさんはそういう人です。出会った最初から、そういう人でした。
腹をくくれてなかったのは私の方です。
これからの人生は、今までの人生の延長にあるわけじゃない。断ちきれない恋愛の癖は、所詮、魂の癖。断ちきれないでいるのは、本気で断ちきろうとしていないからなんだ。
やってみたけどダメだった。やっても無駄だって前にやってみたから知ってる。それは、同じやり方しかしていない人の言い訳。
小賢しく、なんとなく上手に生きてきた私は、正直に生きるという壁を前にして、実は怯えるだけでした。
でも、
登り方が見えてきました。
腹をくくろう。正直になってしまおう。正直になるということは、逆に強くなれるんだと知りました。
正直はワガママとは違う。正直は開き直りでもない。正直は資格を得ることだ。引き換えに大きな大きな世界を見せてもらうための、覚悟。
どうしても、どうしても幸せにしたい彼女がいますか?
私にはいます。
大好きな人の幸せのためならば、私たちは腹をくくれる。私たちとは、そういう生物。
あなたの大切な彼女のために、あなたにできることを、あなたも考えてみてほしい。
私は、なんでこんなことまでブログに書いているんだろう(笑)
よくぞブログに書いてくださいました…
こういう、誰かの魂からの声を感じ取りたくて、文学でも映画でもサブカルでも数多くの作品を消化するから。
共感しながら、こんな境地を目指したいと思わずにはいられません。