世界のビアンさん、突然の雷で電車遅延の被害に遭っているかもしれないAVANCEレディースのみなさん、こんばんは。　電車遅延被害に遭っているのは私です、まーさんです。

都内は、今日はびっくりな天気です。　晴れのち雷。入社式を迎えたみなさんは、新調したばかりのスーツが汚れてしまわなかったでしょうか？？　クリーニング代は痛いですし、凹みますよ。　気を付けて。

さてさて昨日のお話。
今日とは全然違って暖かく、お花見日和でした。　1週間前は4月1日が満開予想（＠東京）だったのにね・・・先週は気温が低い日が続いてしまって、思うように開花が進みませんでした。が、、、　花見は日曜だ！と狙いを定めていたので、予定決行！
ケイさんと都内の桜巡りをしてきました。

小石川後楽園は一部満開

もともと、16時からの桜回廊巡り@はとバスを申し込んでいたのですが、それまでの時間もどこかで桜散策がしたいな～と思いまして、ネットで都内の桜の開花状況をチェック！

すると、

どこもいまいち。＿|￣|○

少しはリードしてるところってことで、まずは小石川後楽園に行ってみたんです。
そしたらですね、

激混み。みんな、考えることは一緒だかんね。( ˘ω˘ )

入場券を買うための行列の最後尾が見えない。歩けども歩けども。歩けども歩けども。
これはもはや隣駅まで続いているんじゃないのかと、飯田橋駅の方が近いのに、水道橋駅から来る人がどんどん最後尾を塗り替えていくもんだから、飯田橋駅族はもういつまでたっても並ぶことすらできないのでした。

これじゃ、並んでるうちに、はとバスの時間が来ちゃうよ。ってことで、後楽園は諦めて入場券のいらない花見の聖地・上野公園へ！

上野公園の桜は5分咲き

さあ、上野公園です！ネット情報では5分咲きとありましたが、

よ！上野公園！！さすがだな。

桜の樹を選り好みして、被写体を決めたカメラマン、ケイ氏。背が高いと人の上から写真が撮れるから羨ましい。

しかし見事な桜には、人混みがつきものです。
缶ビールを片手に30分ほど桜のトンネルを歩きまわった四十路カップルは、そろそろ座りたいわけです。
でも、どこもかしこも宴会シートで埋め尽くされていて、ベンチはもちろん階段とかちょっとした手すりとか、ぜーんぶ満席。座れるような場所がないわけです。

だからって、、、

ブルーシートがでかでかと敷いてあって、だけど誰もいない一画があったんですよ。夜の宴会のために、早く来て場所を取っておいたんでしょうね。
それを見たケイさんは、「あら、ココいいじゃないの♪ まーさん、ココにしよ！」と、スタスタスタスタ、ストン(着席)。
へ！？ウソ！？　そーゆーのあり！？
私はドッキドキしちゃいましたよー。確かに誰もいない。そして午後3時前後、きっとまだ誰も来ない。人でごったがえす上野公園の一角に、砂漠のオアシスのごとく輝くブルーシート。そこを使うという。そこを使わせていただくという。
「来たらどけばいいじゃない。何がいけないのか、さっぱりわからないわ～。　ココ最高ね！　ほら、桜がキレイ～♪」
そんな発想、みなさんにありますか？？？　だってここは、言わばヒトの敷地。
「いいじゃないの、借りぐらしのアリエッティ。最高～」

ケイさんはね、ちょいちょい日本人離れしたことするんですよ。　私、ちょいちょい、ハトが豆鉄砲です。

はとバスで桜巡り。レジェンドが止まらない。

そうして上野公園を満喫した私たちは、最終目的地の東京へ。都内の桜エリアを小一時間で回るはとバスに乗ってきました。
車窓から桜見物ってことで、２階建てのオープンバス！　すでに上野公園で缶ビールを２本ずつ空けてきた私たちには、酔いがさめたら寒いかな～？と不安もありましたが、なんとかギリギリ大丈夫な気温に救われました。

2階建てオープンバスの車窓から。車窓というより天井から。バスガイドさん越しの東京駅～。

このツアーは東京駅スタート。皇居周辺～千鳥ヶ淵～靖国神社～新宿～四谷～皇居周辺～東京駅着、というコース。
桜の名所を各所回ってくれましたが、まだまだ満開の桜回廊には数日かかりそうな風景でした。
とはいえ、バスに乗ってのんびり都内を回ること自体が楽しくて、私とケイさんは徐々にテンションUP！

写真には写ってませんが、ケイさんは真っ黒でデカめのサングラスをかけてて帽子をかぶっており、その風貌は大物女優か、マフィアの女か、日本初来日の日系アメリカン。しかも私たちは前から3列目。　バスの中で、かなり目立っておりました。
それなのに写真撮影に気持ちが入りすぎたケイさんは、この後、立ち上がります。　そして案の定、バスガイドさんに注意されます。　バスガイドさん、よくぞ勇気をだしたもんだ。

さらに、ここは都内。夕方の時間帯なので、途中途中、道が混んでいて、バスがノロノロ進むわけです。バスガイドさんは、台本以外のことを話すつもりはないらしくて、渋滞にハマると繋ぎのトークがなくなるんですよ。シーンて。　そこで黙っちゃいられないのが、テンションの上がった四十路カップル。足して84歳。
「ではみなさま、つなぎに一曲、歌わせていただきます♪」「３A３Bのメガネとおしゃべり、うるさいです♪」と山田邦子風バスガイドごっこで（小声で）キャッキャと遊びだし・・・対抗したのかお決まりなのか、バスガイドさんは最後に一曲歌ってくれました。バスガイドの唄、というやつを。
静かな車内、ケイさんの手拍子がよく響き、バスは東京駅へと戻って行くのでした。

レジェンドと行く花見ツアー。まーさんドッキドキなんだからもう。ー完ー