AVANCE

〜ビアン人生も悪くないですよ〜

初オフ会(sisoの場合)

 

「はじめてのオフ会」(ほーりーさん)↓
http://avance2017.com/post-2374

私もほーりーさんの投げかけてくれたテーマに乗っかることにいたします。

9さんのエピソード↓
http://avance2017.com/post-2408
masaさんのエピソード↓
http://avance2017.com/post-912

 

初めてのビアンオフ会。

 

私の場合は、
昨年12月のAVANCEアプリオフ会でした。
ごく最近です。

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

 

というのも、それまでは自分の事で手いっぱいだったのと、昨年は秋くらいまで例の初恋の子の事でもやもやしていたので、新しいものを取り入れる気がしなかったためです…

とはいえずっと自覚のあったことだし、その世界に興味はありました。

 

なので、10月になり、以前からブログだけは興味を持って拝見していたAVANCEさんが「アプリをリリースした」とのことで、スマホを換えたタイミングでインストール。

 

しばらくは、仕事終わりにつぶやきをスクロールできる所までスクロールするのが日課でした。
「いいね」を多発させたり、共感できるつぶやきには、「コメントしたい…!けどなんてコメントしよう…!気持ち悪いって思われたらどうしよう…!」などと戸惑い結局コメントしなかったり、時には共感で密かに涙したり、・・・・アプリに夢中だったなぁ・・・。

 

だって、それまで「女性が好き」ということは誰にも言わず自分の中だけで消化してきたものだから、嬉しくて。
所詮アプリであっても、そしてバーチャルな場だとしても。
それまでは、穏やかに・和やかに・出会い一辺倒ではなく、ただ悩んだり喜んでいたりする当事者さんたちの普通の日常を垣間見れる機会なんて無かったんですもの。

 

 

「ビアン」ってネットで検索を掛ければ、次に出てくるのは「出会い」ばかり。
(最近だとそんなことはないのかもしれない。最後にそう検索掛けたのは学生の頃なので、そもそも感覚が時代に追い付いておりません)

 

「わしはまだ『出会い』という段階では無いの!まだ引き摺ってるの!そして辛く苦しいの!ずっと!!ただみなさんどういう感情で日々を過ごしているか知りたいだけなの!」

 

と、考えていた私にとっては、AVANCEアプリは丁度良いものでした。
それまで、二丁目にハロウィン見学に行ったことがあるくらいで、現場の生の声を知りたくても知ることがなかったのでアプリのつぶやきはとても勉強になりました。
そのうち、初恋の子に対してもスタンスが決まり、気楽になったその勢いで12月のオフ会も申し込み。

 

。。。。。。。。。。。。。。。。。

 

ええ、後悔しました。

 

「やっぱりキャンセルしようかなー。
行ったところで『なんだべこの類人猿。素人はお呼びでないからすっこんでな』って目で見られるのがオチよねー。

大人しく隅っこで「絶」していれば回避できるかしら…。いやしかしそれだったらキャンセルして他の方に枠をお譲りしたほうが良いし…。
や、言うて一回くらいは出ておかなきゃ現場がどんなものか分からないし、
・・・・・・・・・・・・・・・・・。
…よし、社会科見学だと思って今回だけは頑張ってみよう。
あまりにも盛大にやらかしたり空気にそぐわなかったら、最悪アプリごとやめよう。
・・・・・・・・・・・・・・・・・。
…よし、やめてやる。もうやめてやる。進出したけど潔く身を引いてやる。」

 

と、ぐったりゴリライモ(習性:引きこもり)は尻込みしかしない心持で当日を迎えました。
「腹痛」「身内の容態の急変」などという理由を考え、本当に前日までキャンセルしようと思っていたけど、「キャンセル料がかかる」という一文を見て冷静になりました。お金大事。

 

 

そうしたら。

 

オフ会なんてなんでもなかった。
ただの同窓会でした。アプリの。

 

 

もう皆さん、アイコン片手に「ああ、あの人!」と話が早い。
会場が埋まる前から盛り上がっていました。

 

私もそんな気安さを有難いと感じながら、同時に感動もしていました。

 

「女性同士の園は実在していたんだわ」
と。

 

アトランティス…ここに在り。
ずっと求めていた幻の領域が、都市伝説だと信じてやまなかった世界が目の前に…!!!
ああ、私、ここでなら伸び伸びしていいんだ…!

 

 

・・・・・・・・・。
結果、のびのびしすぎました。
「え!?あなたしそさんなの!?」というリアクションを多くの方から頂き、それが面白くて調子に乗ってしまいまして・・・。
前々からの「社会科見学に行くだけだから!」という切り替えとアプリを辞める覚悟もあって、却って開き直れて一切緊張しなかったです。

 


 

それにしても・・・

 

列に並んでいるときにそこにいたので挨拶してみた9さん(あの人は9さんで合ってるよね?)、
隣の席だったまーさん(ミラクル)、
「あ、あの人や」とすぐ分かったオデコさん(想像通りでした)。
あ、masaさん分からなかった。スナックでやっと認識した。節穴でごめんなさい。
(※ほーりーさんは同月末スナックから、オバラさんはつぶやきと個人的な(濃密な)チャットから。)

 

まさか半年待たずにここまでのご縁になるとは・・・!
何からどう展開するかなんて分からないものです。

 

ここではお名前を挙げることは出来ませんが、オフ会をきっかけに、AVANCEの住人以外にもかなりの数の方と親交を深めることが出来ました。
お世話になっております。現在進行形でありがとうございます。

 


 

今までスマホの中だけで完結していた世界が、現実になりました。
その心身への影響たるや。
「楽しい」だけじゃない。
前提を共有できる人たちに実際に会うというのは、心を解放する力があるように思います。

 

「同じように思う人がこんなにいたんだ。私だけじゃないんだ。」
と、実感を持ってやっと分かるから。

 

(回数重ねて慣れたらそんなことはないのかもしれませんが、またその時はその時なりの楽しみ方が出てくる気がします。)

 

迷っていらっしゃる方は、一度は参加してみてもいいのではないでしょうか。
ウェーイを謳う場で無ければ、そう恐いことはないと感じます。
人ごみ嫌いの引きこもりがちが言ってるんだから、きっと大丈夫ですたぶん。

 

 

・・・あ、でも、アプリオフだからこう言えるのか。
はい。
アプリという前提があれば、なおさら恐くないっ★

 

期待しすぎずに参加するのが楽しめるコツなような気がします!
「運命の出会い」を求めるより、「お話や雰囲気を楽しむ」くらいであればどんなオフ会でも得るものはきっとある!

 

 

ABOUT THE AUTHOR

siso
30/ ゴリラフェム / あばんせのイラストを担当

生活感溢れるゴリラ。
犬と無印良品とディズニーを愛する。
恋愛を志向しない。と言い訳する恋愛初心者。

COMMENTS & TRACKBACKS

  • Comments ( 4 )
  • Trackbacks ( 0 )
  1. そう!実は並んでるときに地味に挨拶してました!!
    名前はお互い言ってなかったので、あとから『あ…!あの人が…!!』と気づきました。ほんとに出会いがどう転ぶか分からんですねー

    • あ、合ってた、良かった!
      足元がスース―するぅ!的な話をしたような。急に話しかけたりして失礼しました。
      …そうか、思えばあの時から9さんはキッチンに近い位置にいらしたなあ…笑

  2. 今思うと、ホントにミラクル! まさか、あのsisoさんが、今のこのsisoさんだなんてー。 ご縁があるんだなぁ。

    • 割り込みした結果がミラクルだなんて皮肉っちゃ皮肉ですが、あの時は、
      「あ、あそこに斬り込もう」と体が自然に動いたんですよね。
      しかるべくして、ってことなのか。不思議なものですねぇ…。

LEAVE A REPLY TO siso CANCEL REPLY

*
*
* (公開されません)

CAPTCHA


Return Top