連日暑い中お疲れ様です。今週も夜のてっぺんごきげんよう。
七夕でしたね!
みなさんはどんなお願いごとをしましたか?
アプリで多かったのはやはり「彼女がほすい」でしたね。忘れがちだけど、そういうアプリでしたもんね…みなさんの日常と飯テロとにゃんこをのぞき見できるだけじゃなくてね♡いつも癒されております♡
よい出会いがあることを祈りますーーー!!
仙台でのオフ会は無事終了したみたいですね。
盛り上がったようで何よりです…!あの中に放り込まれたら首が…座らなくなりそう…
・・・・・・・・・・・。
私は恋人のかわりにまともな朱肉がいてくれれば当面はそれで良いです…
実印まで要る書類が山積。家を住み替えるって大変ですね!
でももう少し!
さてさて!
何度か触れていますが、我が家庭は「母子家庭」です。
今回は、
があるということもあり、それに関係しているお話です。
そしてガチに暗い話かもしれませんので、ご了承の上お読みください。
それ以来、家庭に男性の気配は一切ありません。
母子家庭と「ビアンなこと」って関係があるのでしょうか。
家庭に男っ気がない&親戚の男性陣は男っぽさがないので、「男性」というものがよく分からないどころか、若干の不信感をぬぐえないままここまで育ってしまいました。
とはいえ、一応男性とお付き合いした経験はあるし、そういえば男友達もいるし、同性の友達と変わりなく普通に接することは出来るんですけども…。(定義によっちゃ「バイ」です。が、)
何しろ男性には恋愛的に「ときめき」が湧かない。
びっくりするくらい「お引き留めしたい」という執着も湧かない。
触れられたら、正直だいぶいやです。
なんでだろう…。
別々の場に居るとき、女性だったら心配になったり思いを馳せたり自然とできるんですけど、男性に対しては、「思い出さない」もしくは「知らん」という感じです。(正直ですみません…)
もしかして、育った環境のために、女性に対しては「守らなきゃ」、男性に対しては「ほっとけばいい」という意識がどこかで働くようになっているのかもしれません。
女だらけの家庭で…
※こちらには個人的なエピソードが含まれます。
念のため記載していますが、参考にならない部分も多いかと思いますので、読み飛ばしていただけます。
わが家庭の構成は、母・姉1・姉2(と途中からわんこ×2)と私(末子)です。
「毎日毎時プンスコしている母」と
「それに噛みつく万年反抗期の姉1」と
「母と姉の抗争におびえつつ我が道しか信じない姉2」
というメンバーの中で育ちました。
普通は普通のはずですが、上記の三人だけでは、
家の秩序が保たれない、
そして誰にとっても心のオアシスが家庭内に存在しない、
と、末っ子という立場としては認識するようになってしまいました。
子供って、身近な先人を眺めてなんとなく自分のスタンスを固めていくものと思っています。
真似をしたり、足りないものを補ったり。
私自身も一族の気質を受け継ぎ「変人」には違いないんですが、「このままでは家庭内の秩序がヤヴァイ、崩壊する」と感じ取っていたようです。
勘違いかもしれないんですけどね。
勘違いかもしれないなりに、なにか危機を察知し、次第に、「空気を読む子」になっていきました。
(とは言っても、家庭内でのみで。)
家族にとっての心のオアシスには程遠いけど、喧嘩が起きれば黙る。責められれば黙る。母がふて寝したら家事を片付ける。(普段からやっていればよかったのに…ごめんよ。)
せめて、これ以上ことを荒立てないように穏便に穏便にとやり過ごしてきました。
家では、「絵ばっか描いている(逃避です)何を考えているか分からない子」という位置づけ。
姉2は絵は描かないものの似たようなスタンスです。
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学校では、アホな言動を繰り返す男子にイラついていたので、小・中と「恐れられる系女子」でした。(高校からはただのガリ勉なアホになれました。)
学級委員や風紀委員は一切やらなかったけど、女子に対する意地悪はいさめておりましたね…。
「好きだから意地悪しちゃう」とか男子の心理なんて知ったこっちゃありません。理不尽なものは理不尽。
こうやって男子を取り締まっていたのは、家での溜まったフラストレーションを解放「女性に対する圧力に敏感」になっていたためかもしれません。
気の強い女の子もほかにもちろんいたけど、男子には強く出れないようで…私は当時「気の強い」というか「強い(物理)」女子だったので、男子に対しても特にひるむということはありませんでした。今は肩こりにすら連敗しています。
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こんな感じで、育った環境や「自分が補うべき」と感じた役割にある程度応じて、子供は育っていくものと思います。
また、私の場合は、男性に対する不信感というか信頼感の欠如は根深くある気がします。
どこかで男性に対して「どうせ自省しない」「優越感を感じていないとだめなんだろうな」といったネガティブなイメージで解釈しちゃうときがあります。イライラしていないと言ったらウソになります。
こういう認識こそ傲慢に違いなんですけどね…
「女だけで頑張れる」という事実
喧嘩が絶えないながらも何とかなってきましたもの。
女しかいない家庭で「男性に頼らなくとも生きていける」って分かっちゃいました。
でも、もし母がホイホイ男性に頼ってしまう&鞍替えするような人だったらこの認識も変わっていたのかもしれません。
「女は男に頼るものだ」という認識が根付き、もしかしたら男性に振り回されるような恋愛の仕方になっていたのかも?…私に限ってなさそうですが。ゴリラですからね。
母が気丈でいてくれたおかげで、なんだかんだ言っても私たち姉妹は母を尊敬するようになりました。
父親のぶんも気を張ってくれたから、私たちは母子家庭と言えど気楽に暮らせてきたわけなので。感謝以外にありません。
考えること…
あくまで私個人の実感ですが、母子家庭だと子はビアンさんになる傾向は(一般の家庭の子より)強くなる気がします。
なぜなら…
① 父親に対し偏見が無いならまだしも、ぐずぐずしたのちの離婚だと、「男ってなんなん、無責任」と多かれ少なかれ印象づけられてしまう。
② 母親の男性に対する態度により、その後、子が「男性を頼る」にしても「頼らない」にしても男性不信は残る。
③ 単純に「男性といる」という感覚が分からない。
④ 「女性といる」感覚が「標準」になる。
(※ 以上、男きょうだいがいない場合は顕著に ※)
⑤ 子供が家庭で求められる役割による。
といった要因があるから。
とくに⑤による影響が大きいかと思うのですが、具体的には…
「私がしっかりしなきゃ」となると、長子的・男性的性格を強める&甘え下手に。
人に上手く甘えられればいいけど、そうでなければ、「同性」として気安い女性にいきやすいかも?「弱いところを見せられない」「なめられたらだめ」という意識が根強いので、大人になってから男性に甘えようにもやり方が分からないように思います。
蔑ろにされている・疎まれていると、「自分の存在意義が分からない」と思う子に。
(「自分が愛されているのか誰かや何かに必要なのか分からない。」「自分がいなければ、お母さん(とほかのきょうだい・親戚)は今より楽になる。私は邪魔なだけなんだ。」等)
(単純に家の広さや経済の問題、家庭でのいざこざの多さからも直結)
→ 無気力・自暴自棄になりやすいような印象です。もしくは、本人にとっては「自暴自棄」ではなくても、一般的な感覚で「危ない」とされるボーダーラインを人より簡単に越えてしまうような。「寂しさ」と「虚しさ」が強いので、それを埋めるために社会的にマイナーやタブー視されていることにも進出しやすいかもしれません。
夢を託されると無下にできない
習い事・勉強・ある領域で功績をあげることなど…
真面目な子ほど、親から期待されると「応えればお母さんが喜ぶ」と自分へ課すハードルが高くなりがちです。功績だけでなく、「女の子らしくあってほしい」といった「性質」への期待も。時にその期待は、子の葛藤や自問や反発を強めることになると考えます。
一般の家庭でも「子の役割」はあるものですが、母子家庭の場合、
「大人が一人欠けている分を子供が補わなければならない」、「愛情や承認を大人二人から得れば良い所を大人一人(母)にしか求められない」
という性質があるために、「役割」はより差し迫って付与されるもののように思います。
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自暴自棄、
甘え下手、
責任感のあまりの強さ、
男性へのなじみの薄さ、不信感、
女性への馴染み深さ、
「母」分の不足、
安心感を求めて。
必要としてくれる誰かや、ありのままの自分を受け入れてくれる誰かを求めて。
母子家庭で育ったお子が女性を恋愛的に志向するようになるなら、見た目のコンプレックスや「理由なんて知らないけど惹かれて仕方ないの!」という以外は、上のような理由が挙げられるように思います。(要因はさまざまに組み合わさって作用する場合が多いかと思います)
特殊な家庭環境で育つと、セクシャルマイノリティではなくとも恋愛や人間関係に臆病になる傾向になるかもしれません。
(認めて、その世界に進出して、アイデンティティを一角でも固めれば開き直れてしまうかな、と思いますが…)
(まとめおわり)
最後に…
シングルマザーなお母さまがた。もし読んでいらっしゃったら。
子からすれば、毅然と頑張っている母は誇りです。
日常のささいないざこざなんかは仕方ありません。
子が「『生活を立てる』ということが大変なこと」を身をもって知ったら、お母さんへの理解は急速に進みます。
尊敬と感謝は言葉にしなくとも。
日々、「しんどい」の極みだと思いますが、どうかご家族仲良く、時には子を頼って(力になれてると分かると子は嬉しいんです!その時は出し渋らず具体的な感謝の言葉を!)一人で頑張りすぎないで乗り切ってください。
母子家庭の子は、「お母さんの態度ひとつ」で「生きることへの認識」が変わってしまいます。(子供の時は生存本能で頼るしかなく、「お母さんが世界のすべて」なので…)
「自分なんて」と自信を持てないか、「頑張らなきゃ自分に価値はない」と頑張り過ぎちゃうか、「生きることはどうでもいい」と自暴自棄になるか、「生きることは楽しい」と思えるか。
不安も怒りも伝播します。
だから、お母さんが「これで大丈夫」とお子さんのことも日々の事も認めてくれたら…
「おはよう」「ありがとう」「頑張ったね」という普通の言葉たちと、笑顔をたまにでも投げかけてくれたら…
それだけで子は寂しさを感じないのです。(後々子供時代を思い出した時特に!)
毎日だいたいハッピー!
すごいよくわかるなあと思いました。
ブログ読ませていただいてこれだー!ってなりました。
自分も6歳で父と死別し母が踏ん張って踏ん張って娘3人育ててくれました。
長子として母を助けなくては、父になれと親戚中から言われ女子としていれなかった学生時代。
だけど見た目は完全女子。
ギャップに大きく苦しみました。
母が笑ってくれれば頑張れる。
執着ゆえのしんどい時はあったけど今はこれが原動力なのかもです。
ゆんさん、コメントありがとうございます。
ゆんさんは正真正銘の長子で「一家の柱」を担われていたのですね。しかも6歳からその意識で…!
とんでもなく苦労されたことと思います。
「お母さんの笑顔のために!」と頑張る長子は自己犠牲的に頑張りすぎなくらい頑張るものですもの…
意地で頑張っちゃうときも多々だったでしょうが、きっとお母さまはその頑張りを分かっているはず。
褒められることはあまりなくとも、その頑張りはご家族の今にとって必要不可欠だったに違いありません。