AVANCE

〜ビアン人生も悪くないですよ〜

想うだけ、はちょっと窮屈

去る昨年12月初頭、不肖オバラさん。こと私は「とんでもなく退屈」しておりました。

前職を辞して地元に戻り、転職するまで待機すること

約1ヶ月

の空白ができてしまったのです。

地元は局所的に近代化したとはいえ幾三もびっくりな田舎町です。

「カラオケはあるけれど、かける機械は見たこたねぇ」のが幾三の村

「カラオケがねぇ」のがオバラさん。の住む町。

20年近く空けた地元に知り合いもない、こりゃあもう本を読むしかあるめぇ。

と黙々本を抱えて読み耽り(その当時テーブルがなかった)

ダンボールを引っ張り出して書き物に没頭

ようよう日は落ちて、珈琲片手に煙を吐き、そして眠るの繰り返し。


「富士山、今日も綺麗ですね、えへへ」

それまでは札幌、川越とそこそこの地方都市でやんややんやしてたクチ。
あまりにも退屈です。


(誰だ、丁髷落としたの!@川越)

 

海がみーたーいー、人をーあーいしたい、怪獣ーにーもー心はあるのーさー♪

次第に人恋しさがむくむくと頭をもたげ、気づくと本読みの合間SNSサイトを探すようになっていました。

そうして幾つかのサイトを経て、出会ったのが「AVANCE」
またの名を「アットホームの極み。」

でーかーけよう、砂漠すてーて
愛と海のあるーーーーーところーーー!

自然と指はダウンロードタップ。それは私の内の怪獣がキャラバンを追うことを決意した瞬間でもありました。

「時々何を言ってるのか分からない(笑)」と定評のつぶやきも最初は恐る恐る…

「食うべきか、寝るべきか。それが問題だ。」

でもなかった。最初から絶好調だったわ。

(そうそう。初めていいねをくれたのは、お気に入りしてくれたのは、確か…。)

あれから4ヵ月。
日々肋骨を軋ませて笑い転げ、暖かな日常を手のひらでころころ、時折「人だらけ」な所へ足を伸ばし、あれだけ持て余していた「退屈」はもう影もありません。

自分が動けば世界はもっと鮮やかに見える。
AVANCE、よいとこ一度はおいで。

想うだけ、はちょっと窮屈。

ABOUT THE AUTHOR

Obara3
27歳 オバラさん。/看護補助
どうしたって「セクシュアリティ」の枠に収まらない。はみっちゃう。
社会が女性と認めぬ女性。
肩幅特化型、視力やわめ。

COMMENTS & TRACKBACKS

  • Comments ( 2 )
  • Trackbacks ( 0 )
  1. 泣いた。
    ちょんまげ落とすだなんて!断髪式が行われたの!?川越では道端で行うの!?wwww

    • え、カラオケがねぇの件?それとも丁髷を失った現代武士への哀れみ?( ˙꒳​˙ )
      川越では日常茶飯事です(暗黒微笑)

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