Aoiちゃんのこのブログ

 

内なる野望

 

やりたいことリストに入っていたので１番共感したのが「３０歳までに富士山に登る」

 

これすごく分かる〜。

 

というのも山口も３０歳前に同じことを思いました（笑）

 

なんでしょうね。なぜか富士山て３０歳近づくと登りたいと思いがちですよね。

 

今でも１年に１度ぐらい集まる、同じ年にディレクターになった年齢は違えど同期３人組

 

 

ディレクターになって２年・・・２８歳の頃。

 

まだまだ自分のやりたいことなんてやらしてもらえない。上から言われることを必死にやって怒られての毎日。

 

ストレスがたまると居酒屋に３人で集まる。。。

 

そんな時に、Ａ君が「最近、達成感なくないですか？」

 

２人、激しく共感。

 

本来なら達成感ある仕事をしてやる！と奮起するところ・・・

 

なぜか「何なら達成感ありますかね〜」

 

「あ！富士山とかどうですか？」と山に達成感を求め出したＡ君。

 

２人も激しく共感。

 

「あそこなら達成感しかないやろ！」

 

３人で海外に行ったりとにかく決めたら早い３人。

 

翌月、２８歳で登りました富士山。

 

２１歳の時も当時の彼女と実は登ったことありました。ただ・・・その時は富士山なめてました（笑）

 

半袖の超軽装。めちゃくちゃ暑い夏なのに山の上が寒いなんて知らないし。長袖すら持っていない状態。

 

しかも途中で雨。。。

 

もう寒くて寒くて。

 

９合目手前ぐらいの山小屋でまさかのギブアップ。下山（笑）

 

だからもう一度登りたかったんです。

 

運動不足の２８歳。しんどかった〜。

 

もともと以上に体力のある２人。完全に置いていかれる山口。

 

歩いて１時間。。。「あかんリュック重い！」

 

だだっこのように座り込む。まだ１時間で・・・

 

「行きましょうよ」と近づくＡくんに「リュックが重いねん、これさえなければ・・・」

 

Ａくん、何をすればいいか、もう分かってます。「わかりました。僕持ちますから」

 

ここからＡくんが前と後ろにダブルでリュックを背負い、山口は手ぶらで登山。

 

なのに！また１時間ぐらいしたら遅れていく（笑）

 

富士山の登りってこんな風にクネクネしてるんですよね

 

 

上の方の道にＡくんとＢちゃんの姿が・・・。

 

おかまいなしにまた座って休憩して座り込む。

 

あきれて上から見下ろす２人。

 

「早くー」

「飲み物ないねん！Ａくんがリュック持ってるから」

 

そう・・・自分の飲み物はＡくんに持ってもらってるリュックの中。

 

「ここまで来てください」

「水ないといけへん」

 

わがまま放題の山口。なのに、Ａくんは登った道を戻ってきて水をあたえてくれる。

 

「水だけ持っててくださいよ」

「水重いって。水あったら遅れちゃう」

「じゃあちゃんと付いてきてくださいね」

「はい」

 

と言いながら、この流れを３回以上繰り返す。

 

なんでしょう。Ａくん、ドMなのかな（笑）

 

ついに宿をとってある８・５合目？９合目？に到着

 

カップラーメン食べて、次の日、日の出にあわせて頂上を目指すので早めに就寝。

 

するとＡくんが「起きてください！」と。

 

「は！まだ起きる時間じゃないやん！」めっちゃ怒る。

 

こんな言われよう慣れてるＡくん。全く気にせず「いいから外に」

 

めっちゃ不機嫌で外にいくと

 

もうね・・・Ａくんに感謝（笑）とんでもない星空が頭の上に広がってました。今となってもこれ以上の星空を見たことないな〜。

 

めちゃくちゃ感動。何の下調べもなしに行った３人。富士山の星空が綺麗だなんて全くしらず。たまたまトイレに起きたＡくんが見つけたのです。

 

「これを２人に見て欲しかったんです」

 

どこまでもいいやつＡくん。

 

次の日、暗いうちから出発。もちろんＡくんが自分のリュックと水を持って。

 

そしてついに登頂。

 

上でみた日の出は最高だったな〜。

 

人生のベスト３の日の出でした。

 

富士山・アンコールワット・伊勢神宮。

 

結果、Ａくんが一番すごい（笑）２人ぶんの荷物を持って、しかも自分に何度も戻らさせられてるので１.２倍ぐらい歩いてますからね

 

今でもいい友達です（笑）

 

あれ？あれ？

 

Aoiちゃん、登山者募集してるじゃないですか！

 

 

立候補しようかな、これ読んだら断られるかな（笑）

 

２８歳でこれだったので３９歳で登ったらどうなんだ・・・。