今年は台風がバンバンやってきますね。先日うちも停電して、夜だったので、普段あまり動じない私もさすがに真っ暗な家は怖いと思いました。Aoiです。

 

 

現在上映中の『コーヒーが冷めないうちに』。もうご覧になった方もいるでしょうか？

 

私は近々見に行く予定です！本は2冊とも読んだので、うっすらあらすじは覚えています。

 

ある席に座ると、コーヒーを入れてからそれが冷めきるまでの間だけ、過去に戻れる。でも過去に戻って何かをしたところで、現在が変わるわけではないという条件つき。

 

 

その条件でも、戻りたい過去はありますか？会いたい人、伝えそびれたことを伝えたい人はいますか？

 

 

よく過去に戻って、もう一度あの楽しかった時期を味わいたいとか

あの頃に戻ってやり直せたらとか

あの時に違う方を選択してたら今こんなことになっていなかったのにとか思ったりしますよね。

 

 

 

でも、『コーヒーが冷めないうちに』のミソは、”現在は変わるわけではない”というところだと思うのです。

 

それでも……！っていうことですよね。このお話がすごく心に刺さるのは、あまり自分の欲求を満たすためというよりは、誰かのことや、その会いたい人のことを想ってという点があるからなのかなと本を読んだ時に感じた記憶があります。

 

 

 

いろいろ考えてみて、私にはあまり戻りたい過去は思いつかないなぁと思ったんですが

強いて言えば母方の祖父に会いに行きたいなと思います。

(この喫茶店に過去に来たことある人としか会えないという設定はここでは無視します(笑)

 

母方の祖父は、母が大学生の時に亡くなっているので、私は一度も会ったことがないのですが、厳しかった祖母とは対照的にとても優しく、生徒や他の先生からも信頼の厚かった教員だったそうです。

 

 

 

今の自分を見たらどんなふうに思うかな？あなたの娘に育てられた私は今こんなことを頑張ってます！と伝えて、ニコニコ喜んでほしいです。

 

 

 

 

現実では、本当に会いに行くなんてことはできないにしても、自慢の孫でい続けられるように、日々一生懸命でいられたらなと思います。