AVANCE

〜ビアン人生も悪くないですよ〜

結婚式までの道のり① 〜花嫁になる前に〜

どーも、こんにちは。ぐっちです。

前回の自己紹介ブログでも高らかに宣言しましたが、結婚式をすることにしました。

今となっては、パートナーと同棲(ちゃっかりもう一緒に住んでます)しながらゆるく落ち着いたビアンライフをしてますが、そんなに最初から順風満帆ではありませんでした。

自分で言うのもあれですが、いろんな方とお付き合いさせていただきましたし、よかったことも辛かったこともありました。

なので、『結婚式への道のり』の前に、こんなこともあったね、あんなこともあったね的なことを振り返ってみようかな〜なんて。お付き合いください^ – ^

では、参ります。

最初に「女の子が好きかもしんない、私。」と思ったのは、15歳の時。

習い事をしていたのですが、そこの受付のおねーさん(Iさん)。すごい元気で面白い人で、習い事に行くのをすごい楽しみにしていました。習い事が始まる30分前くらいに行って、Iさんと話す時間を勝手に作ってた笑 シフトでいないかも?とか考えてもないお花畑な15歳。
あわよくば会いたくて、学校の帰り道を遠回りして、教室の前を無駄に通って帰ったり。ストーカー気質が身についた時期でした。

Iさんがス○ーピーが好きと言えば、一緒に食べれそうなス○ーピーのお菓子買って行ったり、とにかく仲良くなるために必死。子供の私によく付き合って遊んでくれてたな。
あ、ちなみにかなり仲良くなれたんです^ ^ご飯連れてってもらったり、家に遊びに行かせてもらったり。
努力の賜物よ。(Iさんの優しさですね)

でもね、Iさんには彼氏がいたんです。だから、彼氏だし、私女だし「自分はダメなんだ」って思ったら、なんか悲しくて。悲しいと同時に「あぁ、私すごい好きじゃん」って自覚してしまいました。(だからあんなストーカーみたいなことまで…)

そしたら自分の中で消化しきれなくなって、習い事で仲良くなった大学生の友達に、あっさりカミングアウト。

急に?と思いますよね。
えぇ、本当に。私もそう思います。というか、ほんとに悩んでたんでしょうね、私。自分じゃ自分の気持ちを整理できなくて。女の子が好きってことも、見込みがない気持ちにも。

どないなってんの。

 

そんな時に私が考えたというか、自分でできそうなことっていうのが、

「人に話す」ってことでした。

なんとなく、なんとなくですが、その友達は大丈夫な気がして。勘だけど。
あとは、自分1人じゃどうしようもない。だから、「カミングアウトしよう」って思ったわけじゃなくて、「この気持ちどうしよう」だったんだと今は思います。

その友達は、彼女の経験も交えて、「そんなこともあるよね」って聞いてくれて。なんかその気持ちを吐き出したら、気持ちがなくなったわけじゃないけど、「まぁいいのか。」って思えて。結果的にIさんは結婚して、私は留学しちゃって、離れてしまったんだけど、今の私があるのはIさんとその大学生の友達のおかげだなぁ。

そんな私の初めての女の子への恋&初めてのカミングアウト。
必ずしもカミングアウトしなきゃいけないわけではないと思います。ただ、たまたま私の性格的にそうなったんだと思います。人に話して頭が整理されるというか。そんな感じ。カミングアウトについてはまた別の機会にも書くことになりそうですが、これは私の場合っていう軽い気持ちで読んでいただければ嬉しいです。

恋は実らなかった(伝える勇気もなかったヘタレな自分ね)けど、新しいドアを開いた15歳の私でした。

ビアン界のみなさん
こんにちは。

ABOUT THE AUTHOR

Gucchy
32歳/自称中性/初心者ソーシャルワーカー

湘南生まれ時々ハワイ。
彼女との結婚式を控える腹筋女子です。

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