帰省話はまだあるんです。もう少しの間お付き合いください。
東京へ戻るために、実家の家を出ようとしたタイミングで近所に住む親戚のおじさんが「ナスいるかー?」と無遠慮に外から叫びます。その無骨な感じ、親戚のおじさんっぽい。
おじさんは自分の畑を持っているので野菜を育てていて時々くれるそうです。
タイミングよく私も帰省していたもんだから大声で「これも持ってけ〜」とあれやこれやと夏野菜を持たせてくれたました。
東京で野菜を買うと、最近は高いのでありがたくいただきました。
その中に入っていた、採れたてのゴーヤ。
早速都内の家に着いて、疲れているけれど作っちゃった方がいいよねということでウキウキとしてゴーヤを袋からぽいぽい〜と取り出します。
その中からなんと、カメムシが出てきました。
ええ、緑色のカメムシです。
虫が大の苦手なので、田舎で育ったくせに、見ることも触ることもいやなんです。
それが台所に降り立ったんです。
しかし家には私しかいないし、ここで逃したらカメムシと同居生活を送らなければいけないと考えるとこのタイミングでどうにかするしかない。
ティッシュを大量に取ってベランダにぽいっとすることに成功しました。
一瞬のことだったんですが冷や汗かいたし、動悸が止まらなかったし、しばらく動けないくらいダメージを負いました。
田舎には住めないことを改めて実感しました。
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