その１

母に止められた弟へのカミングアウト

その２

弟にカミングアウトする理由

自分なりに色々考えて弟へのカミングアウトのタイミングをはかっていた訳ですが。。。

その際に「弟も結婚するから、ちゃんと自分たちの事、説明しようと思うねんけど、いい？」と聞きました。

すると・・・

まさかの回答

「あ、お母さんしといたで」

「えーーーーーーーーーーーー」

色々、えーーーですよ。

しかも。

「Ａちゃん（弟の結婚相手）に説明したんや」

え？？弟じゃなくてＡちゃんに？？

もうさらに？？？？？？？だらけ。

素朴な疑問「弟には？？」

「後ろにいたから聞いてたんじゃないか」

聞けば聞くほど状況が分からん。

母親が言うには「弟が結婚するから、あんたの事をＡちゃんにも説明しとかないと思って、この間、家に来た時、話したんや」

「どう説明したの？」

「東京に住んでる姉なんやけど、ずっと男みたいな子で、今は彼女がいて一緒に暮らしてる。老後の事も考えて2人でちゃんとやってるけど、もし何かあったら助けてやってほしんやって話した。Aちゃんはちゃんと真剣に聞いてくれてたで。」

「それを弟は後ろで聞いてたん？」

「うん」

「お母さん、覚えてる？お母さんとかにカミングアウトした時に、お母さんが弟にするなって言ったんやで。だから弟は誰からも説明受けないまま、なぜか後ろで聞かされてた事になるな（笑）」

「でも弟、言ってたで、「Ａはそんな事で人を判断する人じゃないから大丈夫や」って。」

弟へ説明をしていないことは、なぜか本人も含め全員スルーで、会話は進んでたらしい。

はい、ということで、弟へのカミングアウトも、ついでに弟の結婚相手へのカミングアウトも自分の知らないうちに終了（笑）

これって人が勝手に人の事をがカミングアウトする”アウティング”って言うやつですよね。

なんかアウティングってマイナスなイメージで聞く事が多かったのです。

でも、自分事ですが、こんなに温かい気持ちになったアウティング話を聞いたのは初めてです。

この中の登場人物、全てが自分の家族だという事だけで、自分は幸せ者です。

次、ちゃんと弟と話す機会があったら、将来のこと、ちゃんと伝えていこうと思います。