私がまだ子どもの頃、元旦は近くの親戚の家へ行っておせちを食べてお年玉をもらうというのが恒例行事でした。
それが嫌で嫌で。
親戚一同集まるのもしんどいし、おせちも美味しくないし、お年玉だけが嬉しいけれど、お正月ってあまり来て欲しくない行事だった記憶があります。
おせちって、子どもからしたら、甘い栗きんとんくらいじゃないですか。好きなの。
あとは、大人のお酒のおつまみ。
なにを食べろというんだ…と思ってました。
ただ、一人暮らしして最初の頃、お正月を一人で過ごす機会がありまして。
そのときに、少しでもお正月っぽさを感じたいと思って、スーパーで、かまぼこ、栗きんとん、おもちを買いました。
お正月=おせち、お雑煮
そういう図式が成り立っていたんで、食べたい衝動に駆られたんでしょう。いくら、あまり好きじゃなくても、習慣って恐ろしいですね。
おもちは簡単にお雑煮にして食べたのは、それはそれで美味しかったんですが、問題はかまぼこと栗きんとん。
どちらも量は多いし、あまり美味しく感じないし、少しでもお正月気分を味わおうとしましたが、全く減らずに地獄を見ました。
今は喰わず嫌いもなくなり、なんでも美味しく食べられ、いい酒のつまみです。
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