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NetflixやHuluなど、身近で簡単に、映画に触れられますよね。

もちろん映画館の、あの集中できる雰囲気や重厚感も好きですが、家でゆったりと見る気軽さも好き。

とはいえど、家で何を見ようかなと選ぶと、たくさんあるからこそ、なにを見ていいのか迷うという謎の現象が生じます。

映画館だと、見る映画が決まってから行くのでそんな謎の現象は生じませんが、家だと、選びたい放題。だからこそ、選ぶのが難しい。

風の噂で「重いけどスーパーノヴァがよかった」と聞いたので、早速見ました。

簡単にいうと、パートナーが認知症と診断されたゲイカップルの話です。

基本的に顔の判別が苦手なんですが、この俳優さん（メガネの方）どこかで見たことがあるな…と思ったら、プラダを着た悪魔のあのスタイリストさん！こんなところで発見できて嬉しい。

ストーリーとしては、静かで、愛があふれていて、やはり重い。

そりゃあ、パートナーが認知症となって最期どうするっていうお話しなんだから、そりゃあ重い。

最愛の人を忘れていくかもしれない恐怖。

最愛の人から忘れられていくかもしれない恐怖。

「忘れても愛しているよ」「忘れられても何回も愛を囁くよ」なんて漫画や小説に出てきそうなセリフもありますが、現実を突きつけられて、そんな綺麗事なんか言えないのでは。

お互いがお互いに愛おしくて、大切で、最愛さが伝わってきて、余計に切ない気持ちになる。

もし、自分のパートナーが認知症になったら、病気になったら、体が動かなくなったら。

これは人ごとではなくて、いつか自分の身にも降りかかる問題で。

でも、今は考えたくなくて。

ずっしりと重くのしかかってくる映画でした。