実習帰り、電車に揺られながらアプリをチェックしたり、ブログを読んだり、彼女に失敗や成功の報告をしたり…
こんな毎日も今月で終わり。ごきげんよう、オデコです。
先日の山口さんのブログを見て(ちょっと理不尽だけど)仕事に厳しいドクターの事を思い出しました。
歯科衛生士を目指す学生は国家試験を受ける条件として、900時間の臨床実習が課せられています。
地域のお祭りで歯科医師会のブースのお手伝いをしたり(バルーンアートのスキルが身についたりします)
老人ホームに行って食事介助やお口の中のお掃除をしたり(口を開けてくれるとは限りません)
大学病院に行ったり(清潔不潔って大事)
しながら時間数を稼ぐのですが、メインの実習は町の歯医者さん。
厚生労働省から認可されている町の歯医者さんで、学生がウッカリをやらかさないように指導されながら、ウッカリが起きてしまった際は院長の責任の元で実技をメインに勉強しています。
なので、院長はじめ熱心なドクターはとても厳しいことがあります。
「お前、今やったこと親に出来んのか?」
と怒られたこともありましたっけ。
「いらない!チェンジ!見てろ!」
と、助手につくことすら許されないこともありましたね。
反対意見を言う事、厳しい意見を言う事は言われた方よりも言う方がエネルギーを使うと言う事。だってその厳しい言葉には責任が生まれてくるから。
そうなんですよね。厳しい意見を言ってくれる人は自分の事を見ていてくれている人なんですよね。
自分を甘やかすことってとても簡単で。
手を抜くことっていつでも出来てしまう。
けど、サボったり逃げたくなると、だいたいドヤされた時の苦い思い出が蘇るんです。
根に持つ性格がサボりの抑止力になるとは思いませんでした。
昔観たその道のプロの仕事を取り上げたドキュメンタリーで、
「仕事が出来て一人前、優しくて一流」
と話してる方がいました。
あまり、座右の銘とかは響かないのですが、その時「かっこいー!」と素直に思えたのを覚えています。
何の職業の方だったかは忘れてしまったのですが、毎年手帳に書いてしまうほど。
正しく厳しくあること、自分に対して出来てるかしら。
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