実家で過ごした年末年始。朝の9さんのブログのタイトル通り「親の老い」をたっぷり感じてきました。
入院したあと、かなり体が弱り、歩くのもしんどいようで外に出たがらなくなっていた父親。なので今回は親と過ごす時間を一番多くとりました。
母親と2人では中々出かけようとしない父親も自分がいると出かけようと思ってくれるみたいで。。。
コストコも初詣も初売りも「どうする?」と半ば諦め気味に聞く母親に「せっかくやから、いこうかな・・・」と。。。母と自分で父親を外に連れ出し、少しでも歩いて体力付けさせるのに必死。
そして・・・出かけるときの父親の姿を見たら・・・
これ、自分が高校生の時に来ていたジャンバー。
写真はないけど別の日は、もう何年前から着ているか分からない父親のジャンバー。自分が子どもの頃の写真にも写ってるジャンバー。。。
なんで??
自分たちが子どもの頃から昼も夜も働き続けて。学も資格も何もなく自営業の父と母は人より多く働くしかなったんです。
それでも土日になったら動物園や遊園地に連れて行ってくれて。はやりのゲームも人並みに買ってくれて。
家だって建ててくれて。
高校卒業して、大学行かせてもらって。その大学中退して東京出てきて専門学校行って。そんなお金がかかる進路だったのに。東京に来て専門学校の2年間、ずっと仕送りしてくれて。奨学金すら使わずに・・・。
決して裕福じゃないのにお金の事で自分たちに一度も何かを諦めさせた事がなかった。。。
そのぶん、きっと父親自身の事を全部諦めてたんですね。。。
実家から帰ってちょっと優雅なランチを食べに行きました。
美味しいけど美味しくない。
父親とは昔から性格が似ているせいで衝突も多く、高校生の時は1年間口も聞かな時期もあったんですけどね。
この年末年始、帰省して本当に良かった。
しばらくは自分がやりたいことよりも両親を優先させようと思います。時間は限られてるから。
自分の人生をこんなに豊かなものにしてくれた両親の人生を豊かにしてやる!
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