実家、最終日。
どこへ出かけるわけでもなく、のんびりとオリンピックを見たりお昼寝したり、昼からお寿司とビールで乾杯していました。
なにかと理由をつけて何時でもお酒を飲もうとするところが実家に戻ってきたなと実感します。
そんな実家では発泡酒。
近所の顔馴染みのお寿司屋さん。
まーさん(http://avance2017.com/post-17934)もブログで書いていましたが、田舎は近所付き合いが濃い。
子どもの結婚や出産話は、話題に上がりやすく「今日お休み?」「そうそう、娘が帰省しててね…」と玄関先で聞こえてくる会話に、相手がいないのかと聞こえてきそうでリビングで寝たフリをしちゃいました。
そんな話題を避けることしかできないのですが、のんびりまったりとお酒を飲み、あっという間に時間に。
両親が駅まで送ってくれました。
さあさあその道中、お酒を飲んで気持ちがゆるんだ父親がまたやってくれました。
「うちの子どもは誰も結婚しねえな」
「孫が欲しいけど犬がいるからいいや~」
母親は敢えて話題にしないのですが、父親はお酒が入ると一言多くなったり本音がぽろっと出やすくなるんです。
少し前までは「結婚するのさみしいな」と言っていたのですが年齢を重ねると考え方も変わりますよね。
父親の強がる言葉が、言い聞かせるような言葉が、切ない。
両親に「ごめんなさい」と思う自分も嫌でしたが、でも、「ごめんなさい」と言えない自分も嫌でした。
親への愛って「私が幸せであること」だと思っています。でも親も一人の人間。彼・彼女に敬意をもって接するとき、私たちは「子どもなりの大人な対応」をしなければいけないのかもしれないですね。
まーさんのこの言葉、本当にそうなんですよね。
親と子の関係なら「子どもの幸せ」がなによりだと思います。
でも人と人との関係なら?
すぐにどうこうできると思っていないので、どうすれば親子として人として良い関係のままいられるのか、理解してもらえるのか、理解できないけれど考えてくれるのか、これからも模索していきます。
ダメージの大きい帰省でしたが、元気そうな顔が見られたし見せられたので結果よかったです!
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