以前のマツコの世界でレモンサワーが特集されていたのを覚えていますか?(http://avance2017.com/post-23611)
そこで私もよく飲んでいる「キリン本搾り」が紹介されていましたが、そのテレビのあとにスーパーのお酒コーナーを見ると。
こんなテレビの話をしていますが、普段テレビを見る習慣があまりないのです。
帰ったらとりあえずテレビをつけるのですが、無音でない状況を作りたいだけで特に目的があって見るわけでもなく。
音楽やラジオでもいいのですが視覚からの情報も欲しくなるためのテレビ。ただ聞き流しているために大した情報は得られません。
だからか、勉強するときも気分転換も兼ねてカフェを利用することも。まあ、コーヒー飲んで満足して勉強せず店を出るパターンも多いんですけどね。
聴覚と視覚からの情報がなんでもいいから欲しいくせに、テレビをしっかりと見る習慣はなく、毎週同じ時間にドラマを見る習慣もないのです。
しかし、なぜか、小児科や産婦人科のドラマはつい見てしまう。テレビの前で待ってしまう。
保育士として子どもに関わっている仕事だからでしょうか。私にはこれから先、経験し得ないことが描かれているからでしょうか。
のめり込む。ボロボロと泣いてしまう。
普段ドラマや映画を見て泣くことがほとんどないのですが、子どもが出てくるものに弱い。
第2話で、出産したいというリスクの高い糖尿病患者に対し「出産はあなたの存在意義を確かめるためにするものではありません」という先生のセリフ。
私までちくりとしたセリフは、出産ではないですが、きっと、私にも思い当たることがあるからでしょうか。
保育士になったのは、保育の勉強をしたのは、幼少期の自分を認めてあげたかったから。そして、出産しないであろう私の人生の中でも、子どもと関わってみたいから。そんなやましい気持ちもありました。
先日の議員さんの「LGBTは生産性がない」という発言でざわざわしていた世間ですが、世間の認識はそんなもんで、それを親が言っていたら「ごめんね」と思ってしまいます。
出産を選択しない人生もあることを、多様性な人生を、出産が当たり前の保育の現場にいる私自身もアップデートできていないからなのかもしれない。
ただ、自分が出産しない代わりに、たくさんの子どもたちに触れているよ。
それが私の存在意義にならないように、エゴで終わらないように、子どもたちに押し付けないようにしていくよ。
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