AVANCE

〜ビアン人生も悪くないですよ〜

ダサいパワハラ…

辞める原因はパワハラだったの!?

 

の続き。

 

そしていよいよご飯の日。

 

「〜とかあったんですよ」「〜言われて〜」とかで「あ〜言いそう〜」なんてキャッキャした会話で盛り上がるだろうと思っていました。

 

しっかり約束の10分前にはお店に来ていたという二人。

 

なんでも前日に、Aさんに「明日はお店前に10分前集合でよろしいでしょうか?」と連絡があったらしい。それに対しAさんは「お店に先入ってていいよ〜」と返信したらしいのですが。

 

なんでも「私たち、コロナと同じぐらいから働き出したので、こんな風に職場の人にご飯に連れいってもうらうの初めてなんです。なので勝手が全然分からず。」と。「でも、今回誘ってもらってすごい嬉しいって二人で話してたんです」

 

なんて素直な二人。中華料理に行ったのですが、楽しそうにメニューを選ぶ姿がなんとも可愛く、自分とAさんは「どんどん好きなもの頼みな」と大盤振る舞いです。

 

ただ・・・この後、彼女達が話し始めたパワハラ王のエピソードは想像を超えてたんです。

 

あまり詳細には書けないですが。

 

・グループLINEでの公開説教

・個人LINEへの長文説教

・(彼女達にはないものの)「死ね」という言葉

 

ざっと書くとこんな感じなのですが、内容を聞くと中々陰湿。

 

そして、自分がすべての中心で、自分にすべての報告が一番にないと気が済まず状態。。。

 

彼女たちの立ち位置の子が、やたらと短いスパンで辞めていく理由がやっと分かった。

 

食べながら一人の子に「あれ?ガリガリだったのにちょっとふっくらしたな〜」というAさんに対し「やっと3食を食べられるようになったんです」と笑顔で返してきたのですが。

 

聞くと、あまりのパワハラ王からの追い込みに最後の方は精神科に通い薬を飲みながら仕事をしていたらしいのです。

 

もう話を聞きながら怒りフツフツ。

 

なんでこんな純粋で、やる気ある若い子達にそんな仕打ちを。。。

 

「ちなみに、自分はパワハラ王のこと、すごいディレクターと思ったこと、一回もないよ。つくるものもめっちゃ見辛いし。なんでこれで、こんな威張ってんだってずっと思ってた」

 

「えーーーー。私たちはすごい人だと。。。そんな人から言われるから。。。」

 

「全くそんなことないよ。過去の栄光話してるだけやん。今やってること、そんな大したことないで。だから若い子達にしか威張れないんじゃないの」

 

「え。。。私たち、まだ洗脳されていたのかもです。そんな風にみなさんが思っているとは。。。」

 

「そら、初めての仕事場やから、そこの人がすべてになるもんな。でも、あの人に色々言われたから自分はダメなんだって全く思わなくていいと思うよ。二人は自分から見て、仕事しっかりするし、この業界やめるのもっいないなと思ったもん、だから今日も、話したいなと思ったし。本当はやめる前に気づいてあげれればよかったな。まさかこんな事されてたなんて、全く感じなかったから。ごめんな。」

 

上の人には誰にも相談できず、自分たちだけで励まし合ってたようで。。。

 

も〜あいつはなんなんだ。

 

20代の入ったばかりの子と、我々40代と比べたら、そら仕事は40代の方が出来ます。それは単純に経験値があるから。その経験値だけで威張るのは絶対に間違ってる。そんなのは20年後、同じになるから。そこにオリジナリティや自分なりのやり方をいかに付けていけるか、そこが大事。でも、話を聞く限り、経験値のなさからのミスを指摘する内容ばかり。それも必要以上に。

 

経験値のなさからミスをして「すみません」と言われても「そんなもん、経験すればできるようになるから全く気にしなくていい」と言い切ります。ただ「なんで?」という部分を考えずに仕事をしている時に少し注意をします。仕事を表面で覚えないように「なんでこうするのか」「なぜ必要なのか」、そこを考え抜いた時にもっと良いものになっていくはずなので。そして、そこが仕事の楽しさ。

 

もう辞めてしまった後なので、今から何もしてあげられる事はないけど、せめて新しい仕事についた2人が過去のしょうもないパワハラに囚われないよう、全てを吐き出して笑い話にしてあげられればと。

 

中華からカフェに移動して計5時間。たっぷり4人で盛り上がりました。

 

以上、まだこんなしょうもない格好悪いパワハラをするやつがいることに驚いたお話でした。

ABOUT THE AUTHOR

Yamaguchi
43歳 / ボイタチ / ディレクター(番組・映像)

AVANCEの代表です。
オモシロイ事ずっとやってたいです。
人間臭い人が大好きです。

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