人生時計は、人生を24時間として「年齢÷3」をしたものが現在の時間を表すと言うもの
ふむふむ。ということは、私は34歳なので÷3すると、AM11時。
え、まだ午前中なんですか?
体感的には夕方くらいですが、これから人生まだまだ時間があるようです。
ということは20代の方なんて朝起きたばかり。そんなふうに考えると、まだまだ楽しめる時間はあるんだと、ちょっと気持ち的に余裕が生まれそうですね。
AM11時って、「今日何しようかな」と考えても遅くはない。自分の行動次第では、あっちこっちに動くこともできるし、そのままゆったり過ごすこともできるし、むしろ、今起きたという方もいらっしゃるでしょう。可能性を秘めている時間帯で良き。
20代半ばくらいまでは年齢を重ねることについて、すごく悲観していたこともありました。
「もう23歳だ、もう24歳だ」「年をとりたくない」「このまま若いままでいたい」などなど、同い年のビアン友達と話しているとそんな話題が多く、今から思うとなんでそんなにマイナスに捉えていたんだというくらい将来に漠然とした不安を感じていました。
30代、40代、50代の年齢を重ねた自分を想像できなかったんですよね。
仕事はあるけれど人生設計みたいなものが曖昧でどこをどう進んでいいのか分からず、とりあえず同い年で愚痴をこぼす。人生を自分の好きなタイミングで終わらせられるわけではないので、進むしかできないけれども、こうやって愚痴をこぼせる友達がいてよかったと思います。
現在34歳になりましたが、楽しく過ごしています。
そのときに想像していた30代ではないけれど、その想像の何倍も楽しく過ごしています。
もし自分のタイミングで人生を終わらせられるとしたら、20代のとき、きっと終わらせていた気がする。でもなんやかんやと人生を続けていく中でイレギュラーなことが起きたり、思ってもみない方向に転がっていったり。それがあってこそ、楽しく過ごせているんだなと。34歳になって実感しています。
もう年齢を重ねることに悲観的に感じることはあまりなく、もちろん漠然とした不安はありますけど、20代のときと比べると「楽しくなるんじゃない?」と楽観的に思うことも多く。
「ビアン人生も悪くないですよ」と本当に思います。
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