こんばんは、まーさんです。
ご無沙汰ブログですみません。山口さんと9さんが2人でせっせとブログを繋いでくれているのを見ていて、ああ申し訳ないなーと思いながら、時間だけが過ぎてしまいました。
先週は、少し考えることの多い1週間でした。ブログを書くには、ブログで何かを綴るには、思いが散漫で集中できない。そんな感じでした。
そんな中で昨日発表された、読者参加型の新しいブログの在り方。
いいですね。
AVANCEアプリには、本当にマメにブログへの反応をしてくださっている方がいらっしゃるから。そんな皆さんが、ブログの方でもワイワイと楽しく意見を発信してくれたら、山口さんの目指すAVANCEの形に近づいていくのではないかなって思いました。
全国のビアンさんを繋ぐAVANCEアプリ から
全国のビアンさんで作るAVANCEブログ へ。
進むんですね。 みんなで。
さて、
※少しネタバレを含みます。ご注意ください。
観たのはもう2週間くらい前になります。たぶん9さんと同じ頃。
すぐに感想を書こうと思っていたのですが、この映画の余韻は強烈すぎて、しばらくぼーっとしてました。
強烈なくせに、分からないんです。私の胸に残るこの感情が何なのか。
家族って? 本当の絆って?
違う、違う、そんなんじゃない。
私が知りたかったのは、私が引っかかっていたのは、「なぜ、そんなに愛せるのか」でした。
愛したいから結びついた関係じゃないのに。
そもそも本当は家族がテーマの映画でもないのでしょう。
なのに何だ、あのデカすぎる愛情は。
どこからそんな愛が沸いてくるんだ。
その答えを導いてみたくて、ずーーーっと考えてました。
でもね、わからなくって、わからなくって、わからなくって。もう感想を書くのを諦めかけていた矢先に、、、
一昨日の夜、すっと光りが見えました。
ご覧になりましたか?
宇多田ヒカルの歌詞(言葉)に着目した番組構成で、宇多田ヒカル自身がその世界観、ひいては哲学を語りました。
宇多田ヒカルの楽曲は、ビブラートのきいたあの心に沁みる歌声と独特のメロディーにまず魅了されるけれど、歌詞だけを眺めてみると、思いのほか具体的な言葉で、人間らしい感情が綴られている。
彼女は語る。
楽しことと悲しいこと、全然違うところにあるその2つを同時に描かなければ、真実を描くことはできない。
こんなことも。
例えば、ものすごく不幸な状況の人を見ても、私は哀しいとは思わない。それは今だけの姿で、もしかしたらこの先10年後には、この今の出来事があったから手に入れられた幸せがあるかもしれないから。
今、の見方かな。私が宇多田ヒカルから教えてもらったのは、「今」は確かにここにあるものであり、だけど通過点であるもの。
私は、先のことを考えて怖気付くことがある。今の幸せを守らないと、未来の幸せはないように思って怖いから。今の幸せ(だと思ってるもの)を無条件に信じ、壊さないように守ろうとしてしまう。
だけど、今、爆発させたい感情があるなら、それを爆発させることこそが本当に守っていくべき「今の幸せ」なのでしょう。あの家族は、あの夫婦は、それができる人たちなのだと思った。
永遠なんて思っちゃいない。だけど、永遠に続いたとしても愛せる。今、その人が目の前にいるから、全身全霊で愛情を注ぐ。ただただその一心だったのか、と。
強いのかな、無知なのかな。それとも人間らしいのかな。
皆さんに伝わるように書けているでしょうか。こんな抽象的な感想、、、。
あ、重要なお知らせです。この映画の真のテーマは、そこではありません(笑)
ぜひ、安藤サクラを観に行ってください。
彼女のラストのセリフを聞いて、皆さんはどんな風に心が振れるのでしょうか。
私は、泣いてるばかりでした。
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