「トークアバンセっていうのは、いわば『徹子の部屋』みたいなオフ会です。」
と冒頭でよくわからないご紹介をしてしまいました。
でもトークアバンセって、私の中では、ほんとに『徹子の部屋』みたいな感じです。
ゲスト(参加者さん)にたくさん話してもらうけど、徹子(スタッフ)もけっこう話しが止まりませんからね(笑)
そして、ゲストは13名も来てくれましたけど、話を聞くときは1対1の気持ち。
そういう意味でも、『徹子の部屋』っぽいのかなと。緊張と笑いが絶えないところも、似てる。
山口さん(http://avance2017.com/post-24442)や9さん(http://avance2017.com/post-24452)が報告ブログに書いてくれていますが、今回のトークアバンセも、いろいろな角度からの悩める子羊が集まりました。
今回は、「レズビアンなのかも、まだよくわからないんですけど…」「こんな私でも、こういうオフ会なら参加してもいいのかな?と思って来ました」「とにかく、みなさんの話が聞いてみたくて参加しました」という方が多かったように思います。
私は、幼稚園の頃にはもう「女性が好き」と自覚していたので、「自分のセクがわからない」という悩みは経験したことがないのですが、その代りに「女性が好きなんだけど、どうしよう」という悩みが高校生までずーーーーっと続いていました。
だから、正直に言うと、「セクがわからない」「女性が好きなのかもわからない」という悩みをもったみなさんに対して、共感して、何か私の経験からお話しできることがあるかなぁって、すごく悩ましく思うのです。
せっかく来てくださったのだから、少しでもラクになってもらいたいし、または強くなってほしいんですよね。
でも幸いなのは、トークアバンセって、スタッフだけが聞き役ではないんですよ。1時間もたっぷり時間をかける自己紹介タイムでは、参加者のみなさんが全員で聞き役になって、共感したり、笑ったり、励ましたり、突っ込んだり、様々な反応をしてくれます。
塩対応もあれば、神対応もある(笑)
初めましての13人ですが、多すぎず・少なすぎずで、ちょうどいい一体感が生まれます。
スタッフをしていると、「レズビアンとして堂々と生きてる」ように見えるようで、「すごいですね」なんて言っていただくことがありますが、いやいや、そうでもないのですよ。
私はブログでほぼ顔を出してますけど、それでもカミングアウトはごくごく身近な人にしかしていないんです。ブログを見たよ!なんて誰かにブログ経由で発見されたこともない(笑) 堂々としてるように見えるかもしれませんが、世の中には何の風も吹かせていないのです。
人間には「やりたいことをやる人」と「ありたい姿で今を生きる人」がいるそうです。
あなたはどちらですか?
「やりたいことをやる人」の方が少し目立って見えるのでしょうが、「ありたい姿で今を生きる人」の方が、自分の幸せをわかっている人のように思えます。私にはね。
どちらも共通して、「生き方をアップデートしつづける人」という魅力があるのかな。
「ビアンとして堂々と生きる」が「やりたいことをやる人」であるならば、「セクが不明だろうが、正直に生きる」は「ありたい姿で今を生きる人」なのかなと。
「誰のための私の恋愛なのかな」ってつぶやいた方がいました。「結婚して」「孫をみせて」という周囲からの声を受けて。
うん。誰のための私の恋愛なのかな。ホントにそうですね。
自分のために、生き方アップデートしていきましょうよ。
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