⑲結婚式までの道のり〜親の気持ち〜
結婚式の印象ってそれぞれあるもんですね。
結婚式場のバイトをしていた時期が少しだけあるのですが、バイトとしては時間に追われててんやわんやと動いていた記憶が大半を占めています。
裏側ではバタバタとしていましたが、主役のお二人はもちろん幸せそうで、みんながそれぞれ祝福している雰囲気がとても素敵でした。
結婚式場でバイトしていたというけれど、個人的には小さい頃から結婚式への願望はなく。
大人になってから結婚式に参列しても願望を抱くことはありませんでした。
おめでたいことなのに、大勢で祝われる恥ずかしさが勝ってしまうんでしょうか。
「認めてほしいという圧が強い」というぐっちさんの両親の言葉。
恥ずかしさが勝ってしまう私は、その言葉の背景も、そういった考えがあることも、なんとなく分かるような気がします。
実際に参列する側だとしたら、お祝いしたいという気持ちでいっぱいになるのです。
ただ、自分がもし結婚式をする立場側だったらと想像したら「迷惑じゃないか」「こちらの気持ちを押し付けているだけないか」とネガティブな面が途端に出てきます。
でも、そんなのは、こちらの思い込みなんですよね。
「2人でやっていくので、どうぞよろしくお願いします」という純粋な気持ちを見せたいから結婚式をしようと決断したのに、その気持ちが揺らいでしまうこともある。
2人だけの結婚式じゃないから、大勢関わることで、そりゃあマリッジブルーという言葉も出てきますよね。
そういった思いは異性同士でも、同性同士でも、同じなような気がします。
異性婚は滞りなくできていることが、同性になった途端に滞ることばかり。
より強く主張したいわけじゃない。
より権利を与えてほしいわけじゃない。
同じように主張をしたいし、同じように権利がほしいだけなのに、なんでこんな難しくなっちゃうんでしょうね。
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