先日、実家に帰った時。
母親がおもむろに箱をもってきました。中には母親が結婚してから集めていた指輪やネックレス。
お父さんに買ってもらったものや、コツコツ自分でお金を貯めて買った宝石たち。
家の借金がかさんで、気に入ってた車や、指輪なども売った時期もありましたが、「これだけは」と残しておいたものみたいです。
そう・・・母親の唯一の財産。

その宝石の中から
「◯◯ちゃん(彼女)に、これをあげたいと思ってたんや」
と渡してきたのです。
しかも偶然にもそれが、彼女の誕生石。
それを聞いて「そうなんかー」と嬉しそうな母親。
数週間前に同じように弟の奥さんとなるAちゃんにもあげていたみたい。
昭和感まるだしの。
ゴテゴテで。
今の人から見たらオシャレ感0の指輪なんですけどね。
どんなに貧乏でも大事に守ってきたお母さんの言わば宝物を弟の奥さんと同じように、自分の彼女にも託してくれる、その気持ちがたまらない。。。
10以上前にカミングアウトした時には、こんな事、想像もできなかったです。
【実録!LGBT カミングアウト】母は「治らないの?」と聞き父は泣いた…そして兄は爆笑
ただ・・・渡す時に。
「こんな性格で面倒くさくて、うるさくて・・・なやつやけど、よろしくね」と。冒頭に悪口満載でした(笑)
託された指輪を家に持って帰ってくると。
これまた母親の指示で我が家に出来上がっているプチ神棚に指輪を置く彼女を見て。
なぜ神棚?と思いながらも、もらってくれたのが、この人で良かったと。。。
さ!ゴテゴテ指輪を今時に加工してれる場所を探さないとだ!
LEAVE A REPLY