AVANCE

〜ビアン人生も悪くないですよ〜

【Talk AVANCE報告】ノンケさんとの恋が終わったとき

気がつけば木曜日の夜。オフ会報告ブログがとんでもなく遅くなってしまって、ごめんなさい。まーさんです。

日曜日は朝からとっても気持ちよく晴れていて、「あ~今日のお花見オフ会はテラス席が気持ち良いね」ってウキウキしながらオフ会会場へ向かいました。

駅から会場のカフェへ向かう途中にある縁結びの神社「虎の門 金刀比羅宮」にちょっと立ち寄って、「今日はいい出会いがありますように」って御祈願。そのまま気分よく会場へ向かったら、まず目に飛び込んできたのは

カフェの前にはみごとな桜、の樹

こんなに青々と元気いっぱいの姿になっているとはね(笑)

でもね、寒々しいよりはよっぽどいいなって思いました。実際、オフ会の出席率はどの会もとても高かったのです。やっぱり春になって、テンションが上がってきて、みんながアクティブになってきたということでしょうか。

いいですね。

さて、オフ会の話。

この日は「第3回トークアバンセ」からスタートしました。

過去2回のトークアバンセは、いずれも最終組で16時以降の開催だったんです。なので(というかぶっちゃけトークをしやすくするために、ほろ酔いくらいがちょうどいいのかなっていうことで)、AVANCEのオフ会としては異例の「アルコール持ち込みOK」となっているのですが、この日は日曜11時という健全な時間。私もアルコールのことなんてすっかり忘れて、オフ会をスタートさせました。

そう、「トークアバンセの仕切りは、まーさんお願いします」と山口さんから事前に依頼がありまして、今回は私が進行役を引き受けました。前回は、山口さんが仕事で不在という状況でしたが、今回は山口さんも参加しつつ、私が仕切るという初めてのスタイル。結果的には、二人の真逆感が出てて、なかなか良かったのではないかと思います。

それよりもなによりも、参加者のみなさん、サイコーでした。

1人ずつ自己紹介をしてもらうときに「お名前と、これまでの恋愛事情を話してください」とお願いしまして、「では、まずは私から・・・」と進行役のくせに長々と話したら、さっそく山口さんから「長いわっ。しかも全部知ってるわ」とヤジが飛んできて、そこでどっとひと笑い。

「あ、今日の参加者さんは心がくっつきやすい。」

出だしから、そう思いました。笑いに一体感があったから。

そんないい空気感の中、一人ずつ恋愛事情を話していってもらったのですが、1人ひとりが濃いの(笑) 恋愛の師匠なんて呼ばれている私ですが、自分の経験としてはおろか、友だちや知り合いの経験としても「そんなの聞いたことない」という話がでるでるでる。

しかも、「初めての彼女はノンケさん」という方が多かったですね。だからなのかな、ビアン同士の恋愛とは違う悩みだったり、展開だったりがあるんですよね。

そして、私も経験があるのですが、ノンケさんの彼女との恋が終わったときって、「彼女はバイってことになるのかな?」「私はビアンとして恋愛してたのかな?」ってセクのことがよくわからなくなるんです。9さんもオフ会中にLiveブログを書いてくれていましたが「2番目の恋」っていうカベにぶち当たるの。

【オフ会live】2番目の恋

「またノンケさんを好きになってしまったら、彼女をビアンの沼へ引き込むことになるんじゃないか。彼女の人生に、そんなことしていいのかな」

沼っていうね、ビアンの世界の良さを知っているからこそ、「抜け出せなくなる」ということを「沼」と表現したのでしょう。泥沼っていう意味ではないですよね(笑)

経験してきた恋はそれぞれ違うけど、「2番目の恋」への向かい方に戸惑っているという方が、3名ほど続きました。

「ぷよぷよなら、このライン消えるな」と山口さん。ここで3人消しました。さすがです。

私の初めての彼女もノンケさんでした。彼女は私と別れてから、結婚して子どもを産みました。別れてからは一度も会っていませんが、1歳くらいの男の子を抱いて高校の同窓会に来ている写真を、共通の友人から見せてもらいました。見たかったわけではないけど、見たらなんだかホッとしました。

彼女に別れを切り出したのは私の方で、大学生から社会人へと進む過程で、私が彼女との人生に見切りをつけてしまった形での別れでした。「もう一緒には進めない」と、彼女を私の人生から追い出してしまったような、冷たい別れだったと思います。

付き合う時、告白してくれたのは彼女の方だったけど、ノンケさんの一時の気の迷いだったかもしれない告白を、ビアンだと自覚していた私が断らなかったことが、なんだか確信犯のような気もしていて、別れた後も、後ろめたさのようなものがずっとありました。それは先ほどの「沼へ引き込む」に近い感覚です。

でも、彼女はノンケの世界へ戻っていき、結婚して子どもを産みました。そのことにホッとしました。

でも、今の私は、そのホッとしたことを嫌悪します。

今の私は、女性と付き合うことをいいなって思った彼女が、そのままバイ(またはビアン)として生きて何が悪い、と思うのです。その前に、そもそも彼女の人生は彼女が選ぶのだから、私が彼女の人生を左右するかのような(左右できるかのような)錯覚を抱くこと自体が、なんともおこがましい!と思うのね。

ナニサマだ!まーさん!

ですよ。

むしろ、「女性同士ってこんなにいいものなのね」って思ってもらえるような恋をしたいじゃない。彼女に提供してあげたいじゃない。

それができてから、お悩みなさい。

それができてから、いっぱしのビアンを名乗りなさい。

ですね。

 

トークアバンセで、皆さんの恋愛事情をお聞きしながら、久しぶりにそんな感情を思い出しました。

AVANCEに来ると、自分のこと、たくさん話せちゃうね

 

「Aセクさん2人目や! そことそこで、1ペア」

その頃山口さんは、ぷよぷよからポーカー遊びへと移行してました。

「えーーー!? 滋賀県民!? 自分と1ペア」

(ペアになった方は、嬉しかったのでしょうか・・・?)

 

トークアバンセは、こんなAVANCE長老ペアがたっぷり話を聞く会です。第3回は「すべらない話」並みに面白かったー。

終わってから、新緑オフ会に戻ってきてくれた皆さん、アプリでチャットをくれた皆さん、つぶやいてくださった皆さん、ありがとうございました。

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