世界のビアンさん、1,200名のありがたきブログ来訪者のみなさま、こんばんは。AVANCE名物★長文タイピスト、まーさんです。どーもどーも。どーも。
今日の山口さんのブログを読んで、私はじんわりと胸が熱くなりました。こんなにもたくさんの方が、訪れてくれるようになったとは。
最初の頃はね、ホントに身内しか見てないんじゃないかってね、そういう不安の中で、ただ何かを信じたくてブログを書いてました。
(その割には、あんたはいっつも楽しそうなブログじゃないかってね。ツッコミ大歓迎(笑))
山口さんからオリジナルサイトを作るって聞いたときは、それはもう「文句なしに楽しそう!」って思ったけど、でもやっぱり自分たちが楽しんでるだけじゃダメじゃない? それじゃあ、自己満足のサークル活動だもの。
山口さんがAVANCEの目指すものとして発信しているのは、
このメッセージは、サークル活動では実現できないと思うんです。
私はね、山口さんてデッカイ人だなぁって思ってます。
山口さんの衝動的な思いには、すごく力がある。
みんなそれぞれ感じることは違うかもしれないけど、みんながそれぞれ違うことを感じられるようなメッセージを発信できることが、そもそも素敵じゃない?
押し付けでもなく、かと言って夢物語でもないわけよ。ちゃんとね、心の真ん中に届くメッセージなの。
お!? おや? あら? なんと!? ほほぉ? え~!? たしかに。 ホンマや!
ってね。なんか反応するから。そうやって反応することを狙ってるんだよ、あの人は。
そうだなぁ、つまり、
一人ひとり、自分ごととして考えていこうよってことなのかな。
AVANCEの住人のみなさんはもう気づいてるでしょう。
AVANCEって、セクシャルマイノリティの私たちが「駆け込み寺」みたいに集まる場所じゃないよね。
囲われた世界に安心したり、ストレートな人たちを逆に遮断するような場所ではないと思うの。
「こっちへおいで。ここに来たら仲間がいるよ。安心だよ。みんなで一緒に生きていこうね」なんて、口が裂けてもあの人は言わないでしょう。
もちろん、仲間が見つかって安心する部分はすごくある。だけどさ、それは入り口なんだよね。仲間がいることに安心して、少し元気になれたらさ、
「さーてみなさん、お仲間を見てみたら、自分たちもごくフツーの人間ってことに気づいたでしょ? じゃあ、自信をもって、フツーの世界でフツーに生きてこーぜー!」
ってね、もう一度、外に送り出されるわけ。あ、追い出されるわけじゃないですよ。お家はAVANCEで、外で遊んでらっしゃーいってこと。
まず私たち自身が、ビアンだってフツーなんだってことに気づかなきゃ。
アライの皆さんから、養護してもらうような必要はないんだもの。ありがたいけどね、ありがたいけど、そういう「手を差し伸べる」的な目線さえも不要と言えるようになりたいじゃん。
だからこそ集められたのが、私たちブロガーなんですよ。
何ら特別でもない、一般ピーポーな私たち。
カミングアウトもしてない、恋愛経験も少ない、面白い話題が多いわけでもない、美人でもない、モテるわけでもない、特別な経験なんてしてない、フツーに仕事してる、フツーに悩んでもいる、そうね、例えるなら売れる前の星野源よ。
超フツー
こういう人たちが、こんな風にたいそうな場所でブログを書かせてもらってること自体が、
ビアンには、とりたてて特別なやつはいない! 残念!
ってことでしょ(笑)
だからこそよ、こんな私たちを見て、なーんだ自分と同じじゃーんって思ってもらいたいのよ。そして、だからこそよ(その2)、ビアンのみんなに、自分ごととして(自分が主人公の世界のこととして)「ビアンとして生きる」ってことを考えてもらえたら嬉しいって、ことなのよね? 山口さん。
まあ、山口さんの本音はわっかんないけどねー(笑)
ビアンのみんなが、表にはまだまだ出ていけなくても、カミングアウトなんてしなくっても、一人ひとりの気持ちの中では「そんなに悪くないですよ」って思える日が早く来たらいいね。
私も、ずーっと悩んで生きてきたんだよ。
これからも、きっと悩むことはある。もちろん、ある。
だけど、私の人生、やっぱりそんなに悪くないですよー。イエイ。
LEAVE A REPLY