こんな感じで職場のみんなで乗り越えようと頑張っている4月。
泣いている子、一生懸命慣れようと頑張っている子、なんにも分かっていない子など様々。その子に合った対応をしながら休憩は10分でご飯をかっ込んで、先生たち踏ん張っています。
そんな中、1ヶ月も経たず昨年度卒園した子どもたちに会うタイミングが合ったんですよね。
というのも、卒園した何名かは近くの保育園に通っているんですよね。その情報は卒園する前から保護者の方から教えてもらっていて「もしかしたら散歩中に会えるかもしれませんね」なんてお話ししていんたんですよ。
卒園した子だし、新しい保育園に馴染まなくてはいけないので、むやみやたらに以前の保育士に会ってもなあと考えてはいて、そこまで「会いたい!」という気持ちもなかったんですよね。
ただ、実際に、公園でたまたま会って、「9先生!」と呼ばれたときに、名前を覚えてくれていたことが予想以上に嬉しくて、「あ、これ、やばい」と思ったわけです。涙腺が。
子どもの記憶なんてすぐ上書きされていくし、どんどん新しい出来事が起こっていく中で、以前の保育士の記憶なんかどんどんなくなっていくわけです。
1ヶ月経ってないから、まだ覚えているのは当たり前だと思う方も多いのでしょうが、この1ヶ月の4月って、新しい友達や先生と触れ合う濃厚な時期なので、その時期を過ごしてまだ名前を呼んでくれていたことに、うるっときてしまったわけです。涙腺が緩いわけではないですし、卒園式でも泣いたことのないのに。なんだか込み上げてきたんですよね。
大きく成長した子どもを見て、改めて、「卒園おめでとう」と心から思うのでした。
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