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〜ビアン人生も悪くないですよ〜

同性パートナーとの部屋探し【不動産訪問編】

同性パートナーとの部屋探し【不動産選び編】

 

どーも、masaです。
同性パートナーとの部屋探しについて、前回はどの不動産屋に行くか悩みに悩んで決めた私たち。

そしていよいよ訪問の日。

無事にお部屋は決まるのでしょうか。

 

 

アポを取った不動産屋へ。

どんな感じでヒアリングが進むかドキドキしていましたが、案外普通。関係を事前に伝えていたことが功を奏したのか、特に変に突っ込まれることはなく進みます。
まずは条件。事前に希望条件を文字にまとめておいたため、スムーズに進み、実際に物件を紹介してもらうことに。

 

そこからが大変でした。

 

まず、目をつけていた部屋がことごとく埋まっている。
私たちが探している間取りが現在人気らしく、良さげな物件は即申し込みが入る状況。

アプリやネットに掲載されていても、実際はすでに申し込みが入ってしまっていることや、そもそも募集を締め切っていることが多いそう。

もうさ、埋まってるなら掲載やめない?????

と何度も呟く私たち。

 

泣く泣く、別の物件を探してもらい、希望の条件に近い部屋があったのでいよいよ内見へ。

 

まあ、妥協しなければいけない点は多々あるものの良い。
「候補に入れようか」なんてゆうちょうなことを考える私たちに不動産屋さんからとあるアドバイスが。

「早めに申し込まなければ明日には埋まってしまう可能性があります」

 

なんですって!?!?!?!

そんなことを言われると、申し込まなければ!となってしまうのが人間の心理。(他の物件はことごとく埋まってしまう経験をするとこうなるのよ)

 

相談の結果、その部屋を申し込む旨を伝え、手続きへ。

 

そう、ここからが本番。
まず、その物件はルームシェアはNG。同棲はOK。

不動産業界での『同棲』とは、大体が男女がするものの認識で、将来結婚などを見据えた関係であることが好ましいとされているようです。

 

その中で、私たちのような同性パートナーが認められるかどうかはオーナー次第。オーナーが理解のある方であれば、認められると。

 

ただ、同性カップルはトラブルが多いというイメージがあるようで、とくに上の年代の方にはなかなか認めてもらうのが難しいとか。

 

同性カップルの方がトラブルが多いって何!?!?世間のニュースでカップルの痴話喧嘩の末の悲しい出来事とか頻繁に起きてますけど?!
異性も同性も変わらんて!!と叫びそうになる私。

 

そんな叫びをグッと堪える私を見かねてか、担当の方から審査に通りやすくするためのいくつかの提案をされます。

①姉妹として申し込む

親族なら、少しは融通が効く場合があるんだとか。
「そんな騙すみたいだけど、良いの??」と疑問に思いましたが、ネットで調べると同じ提案をされた方もちらほら。不動産屋さんも色々と手を尽くしてくれているんですね。

 

②正直に同性パートナーと伝える

こちらは先述の通り、オーナーさんの判断に委ねることになる。

 

言い方は悪いですが、成約できればこっちのもの。嘘をついてでも契約するべきなのか…。悩みましたが、なんやかんやあり最終的には正直に同性パートナーと伝えることにしました。

 

そして管理会社から返ってきた回答がこちら。

『申し込みにはパートナーシップの証明書が必要です。しかし、あくまでも申し込みができるだけなので、審査に通るかは別の話にはなります』

 

なんなんだよそれ!!!
異性カップルにも「婚約して、その証明がないと申込できません」って言うのか???

 

と、またもや心の中で絶叫。

 

まあ、想像はしていたけど実際もこんな感じなのね。と2人でガックリしてしまいました。

 

まあでも、背に腹は代えられない!と、パートナーシップを結ぶことも考えましたが、なんか、、、なんか物件の申し込みするために結ぶのは気持ち的にモヤモヤする…。

そのモヤモヤの他にも、もう少し別の物件も見てみたい気持ちもあったため、そのお部屋は断ることに。

 

すごろくだったら『ふり出しに戻る』の状態。

 

序盤から心が挫けそうになり『これ物件決まるかな・・・』と一抹の不安を抱き、私たちのお部屋探しは続くのでした。

 

次回【ついにお部屋が決まる!編】へ続く

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masa
最年少スタッフ/平安時代に生まれてたらモテる顔(by 歴史の先生)/無害です

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