ちょっと前になってしまいましたが、7月の19日(水)、埼玉県は秩父市に行ってきました!
なんたって心の故郷!そして、夏のお祭り「川瀬祭り」があったんです!!
(参考)※「心の故郷」↓
天候も晴れ間が見えつつ暑すぎない感じだったので、「今年行くしかない!」と気合を入れて行ってまいりました。
平日&引っ越し真っただ中でしたが、夏らしいことをしておかないと勿体ないような気もしましたし。
その日はゆっくりめで家を出発し、到着したのは昼すぎ。
街中のメイン通りは屋台(やたい)(秩父での山車)が練り歩くので通行止めで入っていけないし、まだ露店ものを食べる気分ではなかったし、街中の飲食店はもう昼休みに入ってしまっていたので、一気に影森・大滝方面へ。
何を目指していったかというと…
そば!
秩父って、小麦文化の埼玉に位置しながら、山に囲まれているためにそばの産地なんです。(つとっこやたらし焼きといった小麦文化もあります)
観光客向けの構えの立派過ぎる店はそうでもないですが、こじんまりしたうっかり通り過ぎちゃいそうなお店なら、そばはどこへ入っても美味しいです。(そしてお安めです。)
そばそのものの香りも瑞々しくて、田舎そば・十割そばなら香ばしくて、つゆもくどくない。つゆは甘くなく、だしの香りが効いています。
鮮烈にきりっといただくのが秩父の蕎麦。わさびを少量溶かし込むのがとても合う風味です。
薬味は、ねぎ・刻み柚子・切りごま・刻みのり・大根おろし…と店により様々です。
6月が収穫時期なので、この日いただいたのはまだ「新そば」といっていいものだったのかな?
6月と11月(天候により一カ月程度遅くなる年もあるんですって。)が新そばの時期とのことです。
(それまで蕎麦には関心が無かったのに、秩父にいる内にちょっと勉強できました。)
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荒川でそばをいただいた後は、道の駅で農産物の買い物。
野菜はもちろん、ここでもそばが売っていまして。家で頂いても美味しいので、毎回それをお土産にします。(保冷剤+クーラーバッグは必須です)
「街中は走れないし」ということで、ミューズパーク方面へ逸れ、誰もいないミューズパークで休憩してから、公園橋のベルクへ。
汗が引くまで涼んで、ペットコーナーのわんこにゃんこをにやにや眺め、やっと街中へ。
昼間はこんな感じでした。
空いてる!
平日ですものね。学生さんくらいしかまだ出て来れないですよね。
秩父って、「お祭りに気合を入れるあまり、大きな祭りの時期は学校が休みになる」って話を聞いたことがあります。もしかして、この日歩いてた学生さんはもう休みだったのかな?そうでなくても学校は早く終わる時期か。
秩父神社のあたり。
やはり人はまだまばらです。
そういえば、欧米系の観光客の方やヒジャブを身につけたイスラム圏の超美人さんもお見掛けしました。
ご存知の方は、有名な観光地だけではなく日本の渋イイスポットもご存じなんですね。ちょっと縁があっただけの土地でも、わざわざ足を運んでくれたと思うと誇らしいものです。
日本人以上にその「日本らしさ」を感じ、「郷に入れば郷に従え」を肌で感じ、ハレの日の解放感と多少の緊張感をまといつつマナーを守っているのだろうなあ。この日お見掛けした海外の方はこんな印象の方ばかりできゅんきゅんしました。東京だともはやそんなことはないけど…
すこし歩いて…
あ、文化財に登録されたんですかー!そりゃすごい!!「秩父祭」(総称)ってことは、夜祭だけじゃないってことでしょうか。
こちらは秩父鉄道の方の秩父駅です。
こちらにもお土産が置いてあるので見ます。
買い物に集中していて写真は撮り忘れてしまいましたが、ジャムだのなんだの色々購入しました。
秩父には食べ物を調達に行く目的もあります////////////////////
名産がある(しゃくし菜、メープルシロップ、いも類、そば、桑の実、豚の味噌漬け、ホルモン…)のと観光地だけあって美味しいものが多いんですもの。
※わらじかつも有名でしょうか。マニアックだけど住民に愛されているものは珍達そば。スープがこぼれるくらいなみなみ注がれていて、素朴ながらコク。っていうかごま油。のどが渇きます。いずれも男性向けです。
懐かしい&ところどころ整備されていて変わった部分もあるので、しっかり見て歩きたくて元々住んでいたほうにも足を延ばしました。
ピンと来た方いらっしゃいますでしょうか。
実は、「あの花」に出てくるお寺(札所17番寺定林寺(じょうりんじ)と公園に近い場所に住んでいたんです。(部屋を決めた当時は全くそうとも知らず。)
聖地巡礼らしき方もちらほらお見掛けしました。
アニメから5年以上経っているのに、影響はすごいですね…!
定林寺をちらっと見て街中へ引き返し、そろそろ時刻は夕方。
露店だけではなくレストランもテラス席を設けていたので、そこで休憩です。
気持ちいいなあ。
暑いし疲れたけど、風が通って、周りの人がみんな幸せそうにぼーってしているっていいですね。
秩父のこの川瀬祭り、秩父に住んでいる住民だけじゃなくて、近場の熊谷あたりからも人が来るんですって。
かなり規模が大きくて派手めなお祭りなので、楽しみにしている方は大勢なんだろうな…。
良いなあ。夏はこうでなくてはね。
夏らしいイベントは夏を好きにさせてくれますね。
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テラスで放心していたら日が落ちてきました。
そろそろ屋台がきれいに見える頃合いです。
秩父神社へ。
夜は、屋台が街中へ出る前にこうやって神社に集まるんですよね。
「よね」って言っても、いつも天候やタイミングがアレでちゃんと見れたのは秩父に来た初年度くらいでしたが…
幻想的…
屋台を置いているだけじゃなくて、ここの横のお神楽の舞台で祝詞?をあげているので、ますますこの世ならぬ雰囲気です。
(※ただし祝詞はマイクを通して読み上げています。)
離れて以来見ていなかった川瀬祭り。来れて良かった。
(※ただし春の芝桜には神奈川に移ってから二回来ています。)
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再び通りへ戻り、めぼしい露店ものを買い、早めに引き上げます。
忘れそうでしたが、翌日も仕事。
早めに出れば道も空いているし、今のうちです。
花火は帰り道に見れれば…と期待を込めて出発。
すると、8時過ぎから始まりました!
っパ――――ン!!!!!!!たまやーーー!
走りながらだからうまく撮れないっ
けど、近い!打ち上げ方が景気良い!!
横目に、そして後ろ手に小さくなっていく花火を惜しみながらも、俄然帰路を辿りました。
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楽しかった。
やはり、暑くても遠くても、川瀬祭りは行く価値があります。
今度行けるのは…
19日か20日が土日にあたる…(水木金土…)
三年後でしょうか。四年後でしょうか。
これからも、オリンピックと同じくらいの頻度で秩父の夏を味わいに行ければ、と思います!
どうか良い所は変わらないでいて!秩父!
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