白いもこもこくんもそうですが、2歳〜3歳は言葉数がどんどん増えて、言葉のやりとりが面白い時期です。
今回は保育園であったそんな言葉に関するエピソードをまとめてみました。
episode1
食べこぼしの多い3歳になったAくん。
昼食時、集中力がなくよそ見が多くて食べこぼしが多くエプロンをしているのですが、パンの日だけは(ご飯より食べこぼしが少ないため)エプロンをしないで食べてみようチャレンジをしています。
そんなパンの日、エプロンを外すことを忘れてエプロンをAくんに渡すと「しないの」と頑なにエプロンを拒むのでした。ちゃんと意識している証拠ですね。すごいね。
いつも以上に集中して食べていたAくんは全てを完食し机に全く食べこぼしていなかったので「すごいね!」とたくさん誉めたところ、Aくん複雑そうな表情をして床を見るのです。
その視線に流されて私も床を見ると、野菜が3つほど落ちていたのです。
9「野菜落ちてたね…」
Aくん「そういう日もあるさ♩」
9「そ、その通りだね…(そういう日しかないのでは…)」
確かにその通りなんだけど、ポジティブなAくんに、それ自分で言っちゃうのかーと思うのでした。
episode2
その日、パパが誕生日だったBちゃん。
前日から「パパ たんじょうび なの」と楽しそうにお話ししてくれていました。
当日の散歩中、イチョウをさり気なく拾うBちゃん。
Bちゃん「パパにプレゼントする!」
Bちゃん「ぐしゃぐしゃにしないように もってるの」
健気な姿…その気持ちでパパはきっと大喜びだよ。
帰り、靴箱に忘れていったのは、さすがだなと思いました。
episode3
友だちに対して、ちょっとしつこいCくん。
この日、友だちと手を繋いで散歩へ出かけます。
AくんがCくんと手を繋ぎたかったものの、Cくんは既に違う友達と手を繋いでいます。
がっかりしているAくんに対して。
Cくん「Aくん、Cくんとつなぎたかったの?ねえねえ、つなぎたかったの?つなぎたかったの?」
Aくん「うん」
Cくん「そっかー、またあしたね!またあした つなごうね!」
どこか上から目線なのはなぜでしょうか。
4月当初は友だちとも先生とも話が噛み合うことが少なかったのですが、今では会話が成り立ち、質問にも答えられるようになっています。
日々の保育に追われてしんどいこともありますが、こういう子どもの会話に癒されるというのは保育士の特権だなと思います。
またエピソードがありましたら、お伝えしていきますね。
LEAVE A REPLY